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面接官に好印象を与える自己紹介とは

面接を受ける場合には必ず質問される自己紹介ですが、何を話すべきなのか悩んでいる就活生は多いのではないでしょうか。適切に自己紹介ができなければ、面接官から「依頼したことに対してずれたことをする学生」という印象を与える可能性があります。

本記事では、第一印象を決める自己紹介で企業が見ているポイントや気を付けるべきポイント、自己紹介で話す内容について分かりやすく解説しています。

自己紹介の目的

就活の面接において「まず自己紹介をお願いします」と言われるのには、企業側の3つの目的が挙げられます。

アイスブレーキングや場を和ませるため

企業側は 学生の緊張を可能な限りほぐし、話しやすい雰囲気を作ろうと、自己紹介で場を和ませようとしています。
理由としては、過度な緊張は本来の良さが出づらかったり、分かり辛くさせたりする可能性があるためです。

人柄や経歴を把握するため

自己紹介は、 学生の人柄や経歴をざっくりと把握することに役立つためです。
面接官から選考以外の話を振るきっかけや話のネタにもなるため、その時の反応を見て素の学生の姿を知ろうともしています。

コミュニケーション能力を見るため

自己紹介というテーマに対して、 ずれた回答ではないか?第一印象はどうか?といった事柄を見ています。
「自己紹介をお願いします」と言われて、「私はこんな強みがありまして…」と自己PRや志望動機を述べないよう注意しましょう。

自己紹介で見ているポイント

企業が面接の自己紹介で見ているポイントを知っておくことが大切です。

事前準備ができる計画性

就活生が面接を受ける場合、基本的に自己紹介の準備はしているものです。自己紹介での回答の仕方次第で、準備をしてきたのか否かは一目瞭然です。必ず質問される項目に対してどのように向き合い準備を整えてきたのかを確認することで、面接官は就活生が計画性のある人なのかどうかを判断しています。1分・30秒・2分など自己紹介の時間を制限されるケースがあるのはそのためです。どのようなパターンにも対応できるように準備をしておきましょう。

人前で堂々と話す力

面接は誰しも緊張するものですが、そのような状況であっても落ち着いて対応できる度胸がある人かどうかも自己紹介から知ることができます。冷静に話ができるように何度も準備をしておくと良いでしょう。

マナー

社会人としての基本的なマナーも、自己紹介で面接官が見ているポイントです。

言葉遣いや話し方が評価のポイントになります。 面接では緊張してしまい、まくし立てるような早口になったり声が小さかったりしやすいほか、学生の場合は誤った敬語を使うケースも多く見られます。いずれもマイナスイメージにつながるので注意が必要です。

話すときは面接官の目を見て、ハキハキとした口調で話しましょう。特に、普段と違う言葉遣いには、どうしてもぎこちなさが出てしまうものです。使い慣れていない敬語を面接でいきなり使いこなすのは難しいため、大学やアルバイト先で目上の人と話す場合は普段から正しい敬語を使うよう心がけると良いでしょう。

自己紹介で注意すべき5つのポイント

原稿は丸暗記しない

失敗を避けるために万全の準備をしておきたい気持ちはわかりますが、自己紹介の原稿を丸暗記するのはやめましょう。 丸暗記した内容を話すと棒読みとなり、自分の人柄が面接官に伝わりづらくなります

また、暗記した内容以外のことを聞かれるとパニックになるリスクもあります。自己紹介で話そうと思っているキーワードや話の流れだけを覚えるようにしましょう。

緊張していることを隠す

緊張で上手く自己紹介できそうにない場合は、思い切って緊張していることを面接官に話しましょう。

「緊張は悪いこと」と考えがちですが、慣れない場、自分の将来にかかわる場で緊張するのは当然のことです。 自分の状態を正直に話すことで気持ちが楽になり、少し言葉に詰まっても面接官に時間をもらえる可能性があります。

表情や視線

基本的にはどのような企業であっても明るくハツラツとした人柄の学生を求める傾向が強いため、そのような雰囲気を伝えるために、にこやかな表情で面接官の目を見て快活な声で話すように意識しましょう。
緊張して声が出ない場合であっても自信なさげに下を向くのではなく、目線を上に向けるだけでも印象は全く変わってきます。

簡潔に要点をまとめて話す

自己紹介以外の質問でもそうですが、面接で回答する際は簡潔に要点をまとめて話すことが鉄則です。 まとまりのない話は、面接官に「あまり有能ではなさそう」という印象を与えてしまいかねません。 「結論→エピソード」の順に話すよう心掛けましょう。

自己PRと混同しない

自己紹介は、「あいさつや面接のきっかけ作り」、自己PRは「スキルや能力、志望意欲などのアピール」です。
自己紹介と自己PRでは伝えるべきポイントが異なるため伝えるべき主体を理解し、自己紹介を求めているにもかかわらず自己PRを行ってしまうことのないように注意が必要です。 面接官の質問をしっかり聞いて適切な回答をするように意識しておきましょう。

自己紹介で話すべき項目

自己紹介は初対面の面接官に、 自分が何者かを伝えることが主な目的です。すなわち、面接官と学生が“コミュニケーションを取るきっかけ”と言えます。

1分の場合

1.学校・学部・学科・氏名
「初めまして。〇〇大学☓学部△学科から参りました、□□■■と申します。」
2.学業や特技に対する成果
3.企業へのアピール
4.挨拶
本日は緊張していますがどうぞ宜しくお願い致します。

2分の場合

1.学校・学部・学科・氏名
「初めまして。〇〇大学☓学部△学科から参りました、□□■■と申します。」
2.学業で学んでいること
3.学業以外の特技や成果(アルバイト・サークル・趣味・特技・留学経験・性格など)
4.企業へのアピール
5.挨拶
このような貴重なお時間を頂き、ありがとうございます。

まとめ

自己紹介は、面接の冒頭で行う挨拶であるため、特に緊張しやすい場面です。緊張や不安により、自己紹介をするつもりが、つい自己PRをしてしまったり想定より短くなったりするケースもあるかもしれません。

もし自己紹介で「失敗してしまったかも」と思っても、ほかの質問で挽回することは充分に可能です。よい姿勢、明るい表情と声のトーンを意識して、自信をもって自己紹介ができるように準備しましょう!

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株式会社 風土テック 代表取締役 柴田 亮太

大学卒業後、株式会社ソリューション(組織変革コンサル会社)入社。
最年少拠点長として福岡拠点の立ち上げを経験し社内の全コンサルタント対象のMVPを3年連続受賞。
その後独立し株式会社風土テックを設立。
これまでに都心の大手企業から離島の企業まで幅広く約1000社を超える企業の経営・採用コンサルを担当。
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