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【5分で理解】エントリーシートの書き方:成功する秘訣を就活のプロが解説

エントリーシート(ES)は就職活動の第一関門。多くの学生が頭を悩ませるこの書類は、企業に自分をアピールする絶好のチャンスです。しかし、どのように書けば良いのか悩むことも多いでしょう。本記事では、エントリーシートの基本的な書き方から、成功するための秘訣、さらに具体例を交えて解説します。短時間で理解できる内容にまとめましたので、忙しい就活生でも安心して読めます。これを読めば、企業の目に留まるエントリーシートが作成できるでしょう。

エントリーシート(ES)とは?

エントリーシート(ES)とは、就活において学生が企業に提出する「応募書類」の一つ。企業に対して最初に自分をアピールする場となります。採用選考の第一段階であり、面接に進むと参考資料として使われることも多いのが特徴です。

エントリーシートで企業が見ている3つのポイント

①あなたの能力・性格(何ができるか)

主に、自己PRを通して確認されるポイントです。企業は、「あなたはどういう人なのかを知り、自社で力を発揮できそうか」を見極めようとしています。そのため、自己PRを考える際は、数ある自分の能力や性格のうち、その企業が求めるものは何かを踏まえて検討してみるとよいでしょう。

②働くモチベーションが十分にあるか

主に、志望動機を通して確認されるポイントです。仕事の成果は、能力とモチベーションの掛け合わせで最大化されるものです。また、仕事で大変なことがあっても、踏ん張って頑張ってくれそうな人かどうかも重要。企業は、本人の能力を最大限発揮できるくらいにその企業の事業や業務に動機づけされているのかどうかを知ろうとしています。

③「なぜ」その企業に魅力を感じたか

これも主に、志望動機を通して確認されるポイントです。企業に対して魅力を感じた理由には、その人のなんらかの価値観や判断基準が必ず存在します。その価値観や判断基準に至った背景や経緯が、本人のライフヒストリー(成育歴)に基づいているような、根っこの確かなものかどうかを企業は確認しています。

エントリーシートの書き方 4つのポイント

①成功・失敗体験の具体事例を盛り込む

成功体験と失敗体験から得た教訓を「エントリーシート」に活かすためには、具体的な事例を交えて書くことが重要です。まず、成功体験では、自分がどのような行動を取ったか、具体的な結果や「成果」を明確に示しましょう。一方、失敗体験については、その原因を分析し、どのように改善したかを具体的に記述します。失敗を恐れず、その後の成長に繋がったエピソードを強調することで、自己改善の姿勢をアピールできます。また、「教訓」を具体的な行動に結びつけることで、読み手に強い印象を残すことができます。このように、成功と失敗の両方をバランスよく盛り込み、具体的なエピソードを通じて自己PRを行うことが、エントリーシートで成功する秘訣です。

②数字を使って成果を明確に示す

エントリーシートを「成功」させるためには、具体的な数字を使うことが重要です。例えば、アルバイト経験を記載する際、「3年間の接客業務を通じて、月間売上を20%向上させた」という具体的な成果を示すと、採用担当者に強い印象を与えられます。また、学業成績についても「GPA38を維持し、学内トップ10%にランクイン」といった具体的な数字を活用することで、あなたの努力と成果が明確になります。さらに、プロジェクトの経験を述べる場合、「5人のチームをリーダーとして率い、予算内でプロジェクトを完遂」といった具体的なデータを示すと、リーダーシップや「達成能力」が伝わりやすくなります。数字を使うことで、エントリーシートはより説得力を持ち、採用の可能性が高まるでしょう。

③アピールポイントを明確にする

エントリーシートの書き方で成功するためには、アピールポイントを明確にすることが重要です。まず、自分の強みを具体的に洗い出しましょう。その次に企業の求める人材像を理解し、それに合わせて自分の強みを強調します。企業の「ミッション」や「ビジョン」に共感する点をアピールするのも有効です。

④簡潔に、わかりやすく書く

1つの文章がだらだら長いと、書かれている内容がわかりにくくなります。読み手のことを考え、一文一文を短くして簡潔に伝えるように心がけましょう。

エントリーシートの具体的な書き方の例

学業や部活動

まず、学業や部活動で得た「スキル」や「経験」を具体的に記述しましょう。例えば、学業での「プロジェクト管理」や「チームワーク」の経験は、職場でも役立つ能力です。次に、自分の「目標」や「意欲」を明確に示すことが重要です。「将来のビジョン」や「貢献したい分野」を具体的に書くことで、企業に対する熱意を伝えられます。さらに、自分の「強み」を具体的なエピソードと共に紹介することで、信頼性が増します。最後に、エントリーシート全体の「構成」を整え、読みやすさを重視しましょう。これにより、採用担当者に好印象を与えることができます。

アルバイト

まず、アルバイトの「職種」や「役割」を明確に示しましょう。例えば、「飲食店での接客業務」や「事務職でのデータ入力」など、具体的な内容を記載します。次に、アルバイトを通じて得た「スキル」や「経験」を強調します。「コミュニケーション能力の向上」や「チームワークの大切さを学んだ」など、自身の成長を具体的に述べると効果的です。また、業務の「成果」や「貢献」も記載すると、採用担当者に良い印象を与えます。例えば、「売上の向上に貢献」や「顧客満足度の向上を実現」などの具体例を挙げましょう。最後に、アルバイト経験が「志望動機」とどう結びつくかを説明します。これにより、あなたのエントリーシートは他の応募者よりも一歩リードすることができるでしょう。

まとめ

エントリーシートは就活生にとって第1関門。ポイントを押さえて個性あふれる分かりやすいエントリーシートを作成してみてください。

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最後に それでも不安なときは…

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株式会社 風土テック 代表取締役 柴田 亮太

大学卒業後、株式会社ソリューション(組織変革コンサル会社)入社。
最年少拠点長として福岡拠点の立ち上げを経験し社内の全コンサルタント対象のMVPを3年連続受賞。
その後独立し株式会社風土テックを設立。
これまでに都心の大手企業から離島の企業まで幅広く約1000社を超える企業の経営・採用コンサルを担当。
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