就職活動の志望業界として、アミューズメント業界を挙げる人も多いでしょう。しかし「アミューズメント業界にはどのような企業があるの？業務内容は？」と疑問に思いますよね。
そこで本記事では、アミューズメント業界の特徴について解説します。代表的な企業や業界のトレンドも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね！
アミューズメント業界とは？
アミューズメント業界は、人々が余暇を楽しむための娯楽やエンターテイメントを提供する業界です。
斬新なテクノロジーやクリエイティブなアイディアが融合し、テーマ性のあるアトラクションやイベントが展開され、多様性と感動が追求されています。
アミューズメントは常に進化しており、観客に提供できる楽しさや驚きの幅も増え、社会全体にポジティブな影響を与えている重要な産業です。
アミューズメント業界の動向
外国人観光客の増加
アミューズメント業界では、外国人観光客の増加が見られており、日本独自のエンターテインメントに魅了されています。
理由としては、多言語サービスや国際的アトラクションの拡充が挙げられます。外国人の期待に応えることで、新たな成長を遂げているのです。
外国人観光客の増加は、アミューズメント業界に新たな可能性をもたらします。言語多様性への対応や国際的なイベント開催など、積極的な取り組みが広がり、業界全体が持続的な発展を迎えているのです。
テクノロジーの活用
アミューズメント業界では、テクノロジーの活用が進んでいます。具体的には、デジタル化やIT技術の進化、特にVR技術の導入などが挙げられます。
これにより、顧客は没入感あるエンターテインメントを体験でき、業界は新たな創造の可能性を持っています。
デジタル技術の活用は、斬新で魅力的な娯楽の提供に貢献し、顧客との結びつきを深めつつ、業界全体をよりダイナミックに進化させるでしょう。
カジノ法案の可決
アミューズメント業界で特に注目されているのが、カジノ法案の可決です。
カジノのメリットとして、観光誘致が期待され、地域経済が活性化します。雇用機会も増大し、観光地としての魅力が向上します。
在宅でのレジャーが上位
2020年、動画鑑賞や読書などの在宅で楽しめるレジャーへの参加が多かった一方で、観光やドライブなど遠方への移動を伴う余暇は減少しました。
余暇活動の参加人口は、「読書（仕事、勉強などを除く娯楽としての）」（3,700 万人）が初の首位となり、 「動画鑑賞（レンタル、配信を含む）」（3,690万人）、「音楽鑑賞（配信、CD、レコード、テープ、FM など）」（3,420万人）といった在宅レジャーが上位3位。一方で、4 位の「外食（日常的なものは除く）」、5 位の「ウォーキング」など、参加人口が減少したものの順位が上昇したものもあります。
主な業種
パチンコ
パチンコは、日本独自のエンターテインメントで、魅力的なゲームと夢中になる要素が融合しています。
プレイヤーは小球を射出し、特定のポケットに入れることで景品を獲得します。緻密な技術や戦略が求められ、多彩な機種が存在します。
パチンコ店は、カジノとは異なり、景品交換が主体で賭博ではない点が特徴です。業界は法律による規制を受けつつも、常に新しい機種やサービスが導入され、ファン層を広げています。
カラオケ
カラオケは、楽しさと交流を提供する主要なエンターテインメントです。
訪れる人々が友達や家族と一緒に歌を楽しめるほか、近年は一人カラオケでのストレス発散の場としても愛されています。
最新の音響機器や快適な空間が整えられ、飲食サービスも提供されているため、幅広い世代に広く愛されています。
デートやイベント、親睦会など、様々な場面で人気を誇るなど、カラオケはアミューズメント業界において社交と楽しみを融合させた不可欠な要素です。
テーマパーク
テーマパークは、多彩なエンターテインメント体験を提供する職種です。来場者はアトラクション、ショー、飲食などで非日常の世界を楽しむことができます。
巧妙なテーマ性や先進技術の活用が特長で、観光客に感動と興奮を与えます。常に新しいアトラクションやイベントを導入し、家族や友達との思い出づくりをサポートしています。
テーマパークはクリエイティブな空間で、訪れる人々に幅広い感動をもたらす一大エンターテインメントハブとして、業界を牽引しています。
主な職種
営業
メーカーに対して自社商品を供給するよう、提案・交渉を行うほか、消費者に向けて販売するため、プロモーションの戦略を企画し、実行。
広告・宣伝
自社商品を消費者やメーカー、量販店などに向けて、プロモーションするための戦略を企画。
接客
テーマパークならアトラクションスタッフ
飲料部門スタッフ
テーマパークのレストラン、バーなどの運営
代表的な企業3選
オリエンタルランド
ディズニーランドを手がけるアミューズメント企業です。エンターテインメントの先駆者として知られています。
娯楽施設の開発・運営だけでなく、ホテル事業も展開し、独自のブランド戦略で顧客を引き込んでいます。
その結果、業界内での一翼を担い、日本の観光地として注目を集めています。オリエンタルランドは、創造性と質の高いサービスを追求し、多様な年齢層や背景を持つ人々に楽しい体験を提供しています。
セガサミーホールディングス
アミューズメント業界のリーディングカンパニーです。娯楽事業において幅広く展開しています。
同社は、アーケードゲーム、コンシューマーゲーム、テーマパーク、パチンコ・パチスロなど、多岐にわたるエンターテインメント分野で事業展開を行っています。
ラウンドワン
スポーツからリラクゼーションまで、あらゆる顧客ニーズにお応えする複合エンターテインメント空間。もっと気軽にあらゆる年齢層の方にスポーツを楽しんでもらいたい。そんな想いを実現したのが、ボウリング・カラオケ・アミューズメント、スポッチャで、お客様の期待を超えた感動を提供できる“遊び”を追求しています。
まとめ
アミューズメント業界は、多くの人を楽しませられる、やりがいのある業界です。近年はテクノロジーの発展や外国人への普及により、盛り上がりを見せています。
アミューズメント業界を志望する人は、まずは業界の理解を深め、志望動機作成に繋げてみましょう。
関連記事
新卒キャリアを風土テックと充実させませんか？
株式会社 風土テック 代表取締役 柴田 亮太
大学卒業後、株式会社ソリューション（組織変革コンサル会社）入社。
最年少拠点長として福岡拠点の立ち上げを経験し社内の全コンサルタント対象のMVPを3年連続受賞。
その後独立し株式会社風土テックを設立。
これまでに都心の大手企業から離島の企業まで幅広く約1000社を超える企業の経営・採用コンサルを担当。
人材、コンサルのスペシャリストに就活のご相談はこちらから。
