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集団面接を完全攻略!最大限アピールして突破しよう!

就活の一次面接や二次面接でよくある選考の形、集団面接。
団面接の場合は複数の就活生が同時に面接へ参加し、その場で相対的に評価が決定されます。

ビジネスの場においては「マナーを守るべき」という前提があるので、マナーをしっかり守れて加点の評価を受けるというケースは珍しいです。むしろ、マナーが守れていない場合は減点の評価を受ける場合があるかもしれません。

事前に集団面接におけるマナーを把握し、集団面接を突破しましょう。

集団面接(グループ面接)とは

集団面接(グループ面接)は選考の初期、特に一次面接で行われることが一般的です。
選考段階が最終選考に近付くと個人面接になり、学生1人に対して面接官が複数人付く場合が多いです。

集団面接は学生複数人に対して面接官が2〜3人出席しているという形がオーソドックスです。

面接官の1つの質問に対し、順に面接参加者が答えていくというケースが多いです。
面接の後半では参加者それぞれに別々の質問をする場合もあります。

集団面接の目的

企業が集団面接をおこなう目的には、学生を絞り込むための足切りがあります。採用応募者が多い場合、一人ひとり個人面接をおこなうのは、企業にとって時間がかかりすぎてしまいます。採用にかける人件費などのコストが非常に大きくなってしまうので、企業の選考フローには、集団面接が含まれている場合が多いのです。

集団面接の特徴

自身をアピールできる時間が短い

個人面接は発言するのが自分だけなので、多少喋りすぎても問題はありません。

しかし、集団面接は、自分だけでなく他の学生も話すため、ひとりに対して与えられている時間が短いのが特徴です。学生全員に対して平等に質問に答えてもらう必要があるため、ひとりの学生が発言し続けてしまうと、「協調性がない」「自己中心的」と捉えられてしまうことも。

面接時間に関しては、企業によってばらつきがあります。あらかじめ知れる場合は、確認しておき「自分が発言できる時間はこのくらいかな」と目処を立て、話す内容を考えておきましょう。最初の自己紹介は、指定がなければ1分程度(300字程度)でおさまる内容がベターです。

端的に自分の考えを論理的にまとめる力を見られている

結論ファーストで話す癖を付けると結論がブレないのでおすすめです。
与えられた期限や時間を守るというのも1つのマナーなのでしっかり守りましょう。

人の話を聞く姿勢を見られている

集団面接において他の学生の話を聞く姿勢も1つの評価基準です。

集中せずにぼーっとしていると採用担当者からマイナスの評価を受けるかもしれません。
他にも貧乏ゆすりなど落ち着きがなく見えるような行為は絶対に控えましょう

集団面接で聞かれやすい質問

集団面接で聞かれる質問には一定のパターンがあります。ここからは、集団面接で聞かれやすい5つの質問を取り上げ、回答のポイントや注意点について説明していきます。

自己紹介

自己紹介では話す内容が似通ったものになりやすく、没個性的な内容になりがちです。そのため、自分と他人を差別化するポイントはどこなのかを意識してアピールすることを心がけましょう。

「縁の下の力持ち」など、自分に合ったキャッチフレーズを盛り込んで簡潔に個性を伝えてください。ただし、個性を強調したいばかりに話しすぎてしまうと他の学生に迷惑がかかり、マイナス評価にもつながるので注意が必要です。自己紹介にかけられる時間は1分程度だということを意識しておきましょう。

自己PR

面接官が就活生に自己PRを求めるのは、入社した後、その人材がどのように活躍してくれるのかというイメージを膨らませたいからです。そこで、自己PRでは表面的な事実だけでなく、それを裏付ける具体的な背景や行動も伝えるようにしましょう。またぶち当たった課題に対してどのように乗り越えたのかということも簡潔に伝えてください。

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志望動機

志望動機では「自分にとって、なぜこの企業でなくてはならないのか」を掘り下げ、オリジナリティのある回答を用意する必要があります。自分が社会で実現したいことと、その企業に就職すれば実現できることを結びつけ、強力な志望動機を提示しましょう。

海外留学など、自分が過去に経験したことを志望動機に結びつければ、一貫した、説得力のある内容となります。

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学生時代に打ち込んだこと

「学生時代に打ち込んだこと」は、学生の人柄や能力が把握しやすいので質問されることの多い項目です。経験を通してどのような成果をあげたのか、成果を上げるためにどのような施策を行ったのかに着目し、論理的にエピソードを組み立てましょう。また、なぜそれに打ち込んだのかという背景もしっかりと説明する必要があります。

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他社の選考状況

面接官が他社の選考状況について聞くのは、就活の軸が明確かどうかを確かめるためです。○○業界で活躍したい、入社してすぐに事業戦略に携わりたいなど、自分が設定している就活の軸を明らかにしたうえで「内定〇社、最終選考結果待ち〇社、最終選考〇社」と答えてください。
企業名は面接官に聞かれたら答えるのが無難です。

集団面接でのあるある。対処法

集団面接で多くあげられる、あるあるな悩みと、そのあるあるから学ぶ、集団面接対策やコツについて解説していきます。

話そうとしていたことを先に言われる、話す内容が似ている

「いま発言してる人、自分が話そうとしてることとほとんど一緒のこと言ってる…」といった場面にあうことがあります。そんなときに「違ったことを言わないといけない」と考え、焦って失敗してしまったケースもあるかもしれません。

たしかに、前の学生の発言と内容が同じであれば、おもしろみに欠けるかもしれません。しかし、面接は大喜利ではありません。無理をして気の利いた発言をしようとせずに、「前の方と似ているのですが」というような前置きを付け加えておきましょう。

自分以外の学生は代表やリーダー経験があるが、自分にはない

リーダーシップは、役職としてのリーダーや代表の経験がなくても発揮できます。たとえば、友達と遊ぶときに店を決めたり、日程を調整したり、旅行の行き先を決めたり……そうした経験が、あなたの学生生活の中で、少なくとも1回はあったはず。アルバイトやサークルで後輩の面倒をみることも、立派なリーダーシップのひとつ。

ここで大切なのは、自信を持って話すことです。どんな些細なことも堂々と話すことで「リーダーシップを見出している学生」という評価をもらえるでしょう。

挙手制のとき、先に手を上げられない

挙手制の場合は、早めに発言するように心がけましょう。挙手制は、ほかの学生が発言している間に内容を考えることもできますが、発言が後になればなるほどハードルがあがります。 また、積極的に発言しないことで、消極的と思われる可能性が高くなるので、意欲をアピールするためにも早い段階で発言することが大切です。

もちろん、一番に答えればいいわけではありません。当然、内容についてもみられているため、思いつかない場合は無理に手を挙げず、じっかりと考えてから発言しましょう。

集団面接で気をつけるべきこと

話し方 

相手に聞こえるように意識して話す

面接官の方がしっかりと聞き取れるように、ゆっくりと適切な声の大きさで話すように心がけましょう。
緊張から早口になってしまいがちですが、落ち着いて話すようにすると相手も聞き取りやすくなります。

②相手の目を見て話す

面接の経験が少ない場合、緊張して目を合わせられなかったり、うつむいてしまったりしてしまいます。
しかし、目を見て会話をすることができないと、面接官にオドオドしていて自信がなさそうな印象を与えかねません。

相手の目を見ながら話すように十分に注意するようにしましょう。

面接中の態度 

発言している人に注目する

自分の発言が終わっても、発言している他の学生の話をしっかりと聞くようにしましょう。

面接官は他の学生の話に傾聴しているかどうかに注目しているケースがあります。
注意散漫な様子だとマイナスな印象を与えかねないため、しっかりと聞く姿勢を示すようにしましょう。

集団面接における基本マナー

集団面接は減点方式での採点が基本であり、社会人としての基本的なマナーがなっていないと、落とされる可能性も高くなります。他の就活生と並んで面接を受けることになるので、マナーが良くない人は悪目立ちするという事情もあります。

そのため、集団面接では特に、身だしなみや立ち居振る舞い、言葉使いに注意する必要があるのです。清潔感のある服装を心がけ、貧乏ゆすりなどの癖が出ないように配慮しましょう。敬語が苦手な人は、正しい敬語の使い方を調べ、普段から使って徐々に慣れることが大切です。

面接前のマナー

会場に到着したら、受付でしっかりとあいさつし、学校名と氏名、来訪の目的を伝えてください。また、待機中の態度も評価に関わると考え、姿勢を正して呼ばれるのを待ちましょう。面接前に確認したいことがある人は紙を使うようにし、スマートフォンをいじって誤解を与えないようにすることも大切です。

入退室時のマナー

入室するときは、先頭であれば3回ノックし、「お入りください」と声をかけられてからドアを開けます。そして、「失礼します」と一礼してから部屋へ入るようにしましょう。

2番目以降の場合も、ドアのところで一旦立ち止まって「失礼します」と一礼するのが基本のマナーです。列の最後になった場合は、ドアを静かに閉めてから「失礼します」と一礼してください。全員が椅子の前にそろい、「お座りください」と声をかけられたら着席します。面接が終わって退室するときも、あいさつと一礼を忘れないようにしてください。

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まとめ

ビジネスマナーとは今後社会人になるうえでの最低限身につけておく必要があるスキルの1つです。

大学生活では馴染みのないビジネスマナーですが、就活を機にマナーを意識した振る舞いが出来るようになりましょう。
知っているようで知らないようなマナーもあるので、基本的な流れや振る舞いを面接などの前に確認することがお薦めです。自信を持って面接に挑めるような事前の準備が重要です。

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株式会社 風土テック 代表取締役 柴田 亮太

大学卒業後、株式会社ソリューション(組織変革コンサル会社)入社。
最年少拠点長として福岡拠点の立ち上げを経験し社内の全コンサルタント対象のMVPを3年連続受賞。
その後独立し株式会社風土テックを設立。
これまでに都心の大手企業から離島の企業まで幅広く約1000社を超える企業の経営・採用コンサルを担当。
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