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1次面接の合格率を劇的に上げる方法を徹底解説!!!

はじめに

「一次面接がなかなか通過できません」
「一次面接では何が評価されているのですか」

こんな悩みをもった就活中の学生はいませんか?一次面接は選考の序盤におこなわれる面接とは
いえ、しっかりとした対策なしで通過できるものではありません。合格人数が多い企業でも通過率は意外と低く、一次面接のポイントをおさえたうえで対策を講じる必要があるのです。

そこでこの記事では、企業規模別の一次面接通過率や、目的、よくある質問への回答ポイントなどをご説明します。一次面接がなかなか通過できずに行き詰っている人は、ぜひ面接対策の参考にしてください。

通過率は?

※ポート調べ

人気の超大企業 20%

足きりの意味合いで一次面接を実施しているケースがほとんどです。

千差万別の学生の中から優秀な学生のみを抜粋するため、他の企業に比べて通過率が低い傾向にあります。

一般的な大企業 30%

大企業も超大企業と同様に多くの学生が集まるため、応募者をふるいにかける意味合いが強いです。

また、学生一人ひとりの話を丁寧に聞く時間がないため、一次面接は集団面接で実施されるケースが多いのも大企業の特徴です。集団面接で最低限の条件を満たした学生を通過させておき、二次面接以降で具体的な話を聞く採用戦略をとっています。

中小企業やベンチャー企業 40%

人気の超大企業や一般的な大企業に比べて通過率がやや高いのは、内定辞退者が出ることを見越しての対策です。

中小企業やベンチャー企業を滑り止めにし、本命を超大企業や大企業にして就活を進める学生が多いので、あらかじめ通過率を高めに設定しています。ただし、他の企業に比べて通過率が高いとはいえ油断は禁物です。

一次面接の目的

一次面接は、最低条件と人柄や素質を見て人数を絞ることが目的です

大勢の学生の志望動機や自己PRを聞いて比較検討するには、膨大な時間がかかります。
そのため、具体的な話を聞く前段階として「質問の意図に沿った受け答えができるか」
「身だしなみが整っているか」といった、社会人として備えておくべき最低条件をもとに、
次回以降の面接でじっくりと話を聞いてみたい学生を選ぶのです。

また入社後の成長、すなわち将来性を重視する企業は人柄や素質を一次面接で確かめています。
大学卒業時点ではどの学生も能力にほとんど差がないと考え、現時点での能力よりも入社後の成長に期待する採用戦略です。

一次面接は、多くの応募者の中から一定数に絞り込むための場であり、「社会人となるための基礎力があるかどうか」が、最も重要なポイントになるといえるでしょう。

一次面接で見られるポイント

明るく受け答えができるコミュニケーション力

 

質問に対して明るく受け答えできる印象面も大切です。面接の場では誰でも緊張してしまうものですが、緊張しすぎて黙り込んでしまったり、しどろもどろな受け答えになったりする学生は入社後の
顧客とのやり取りにも不安が残ります。

緊張している中でも明るく受け答えができる学生であれば、慣れない環境や初対面の相手にも
すばやく適応できます。また、明るく受け答えができるだけでなく、質問の意図を正しく理解する
コミュニケーション力も評価ポイントになります。

成長してくれそうな前向きな姿勢

将来性を重視する企業は、前向きな姿勢をもつ学生を好みます。厳しい状況下に置かれても前向きな姿勢で物事に取り組める人は、入社後も熱心に仕事に取り組んで成長してくれる可能性が高いからです。

面接で前向きな姿勢をアピールするには、話の内容だけでなく、受け答えの際の表情や姿勢、話し方も重要になります。

一次面接を担当する人

現場でマネジメントを行う管理職社員や、人事部門の採用担当者であるケースがほとんどです。
また、
若手社員が担当するケースも増えています。この場合、事前に人事部門から
「こんな人材が欲しい」という採用したい人物像が共有されますが、その上で、「自分が一緒に
働きたいと思うかどうか」をベースに、その企業や部署にマッチする人材かどうかを判断する傾向にあります。

一次面接での事前準備

企業や仕事への最低限の理解

・同業他社の中でなぜ当社を選んだのか
・当社の理念についてどう思うか
・入社後は当社でどんな仕事がしたいのか

このような質問の受け答えがしどろもどろになってしまうようでは、企業にあまり興味がないと判断されかねません。その企業を本気で志望しているのであれば、企業や仕事への理解を深めたうえで、入社後に自分が実現したいことまで考えておきましょう。企業にあまり興味がないことを見透かされてしまえば、志望度が低いと見なされてしまい、一次面接の通過率が低くなるので注意が必要です。

清潔感と身だしなみ

一人ひとりにかける時間が少ない一次面接では、身だしなみが特に重要になります。身だしなみは自分の印象を悪くしないためのものですが、相手に不快感を与えないためのものでもあります。「相手に不快感を与えない」という最低限の心遣いすらできないような人が、一次面接を突破するのは困難です。自分や他の受験者、面接官が気持ちよく面接に臨めるよう、身だしなみはきちんと整えましょう。

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社会人としてのマナー

ES・履歴書の文章や、面接会場への入退出の仕方、受け答えの際の言葉遣いなどが評価ポイントとなります。一次面接でマナーを見られるのは、ビジネスの場で失礼な態度をとるような人間でないかを確かめるためです。働くうえでは社内外問わず多くの人と接することになるため、失礼がないよう社会人としてのマナーを身につけておく必要があります。

よくある質問と回答のポイント

自己紹介

自己紹介では、まずは自分の名前を伝える必要があります。出身大学や出身学部と合わせて
名乗りましょう。自己紹介によって第一印象が形成されるため、できる限り笑顔でハキハキ伝えるのがポイントです。

次に、大学での経験や活動など、自分の人となりがわかるエピソードを簡潔に伝えます。
企業によってはゼミ活動やサークル活動のほか、アルバイトなどについて聞かれるケースもあるので、落ち着いて答えられるように回答をまとめておきましょう。

最後に、結びの言葉として「本日はどうぞよろしくお願いいたします」という言葉で締めくくります。

自己紹介とよく似た言葉として自己PRがありますが、自己紹介では強みのアピールまでは求められていないケースが多いです。

志望動機

志望動機では「なぜこの企業を選んだのか」を詳しく説明する必要があるため、企業の強みや特色を知るための企業研究が不可欠です。

企業のホームページやパンフレットからはもちろん、説明会やインターンシップ、OB訪問なども活用して、企業に関するさまざまな情報を収集しましょう。

二次面接以降は、他の業界や企業と比べて「この企業でなければならない理由」をさらに明確化する必要がありますが、一次面接であればそれほど内容を深掘りされることはありません。

まだ同業他社との差別化がしっかりとできていない人も、現時点でその企業のどこに魅力を感じているか説明できれば大丈夫です。

学生時代に力をいれたこと

ガクチカで見られている主なポイントは、物事への向き合い方です。頑張ったことの裏には、
少なからず大変だったこともあるはずです。そうした苦労や困難にぶつかった際、
あなたがどのように向き合い、どう対処してきたのかを見極めようとしています。

ガクチカの回答は、「なぜ」「どんな」行動をとったのかを明確にすることが重要です。

自己PR

自己PRでは、過去の経験やスキルをアピールします。過去の経験を淡々と伝えるだけではアピールにならないので、「どんな場面で強みを発揮したのか」「課題にどう対処したのか」を具体的に説明するのが重要です。

また、自己PRの内容から、企業はあなたが自社の求めるものに合った人材かどうか見極めてます。
企業は新卒採用において優秀な人材だけではなく、自社の目的や雰囲気に合った人材を採用したいと考えているためです。

いくら魅力的な強みであっても、それが入社後に活かせないと判断されれば採用を見送られる可能性もあるため、自己PRは企業からの目線も考慮する必要があります

長所と短所

面接で長所と短所を聞くのは、学生が自分自身を客観視できているか確かめるためです。自分の強みと弱みを正しく理解し、欠点があればそれを克服する姿勢があるかどうか見極めています。

特に短所を伝えるときは、「私の短所は、一つのことにとらわれて周りが見えなくなるところです」だけで終わってしまうと、欠点を改善しようとする姿勢が見えません。

これでは自分が欠点を克服して成長していける人間だとアピールできないため、短所を伝えるときは改善策も合わせて伝える必要があります。

短所を伝えたうえで、「それぞれの活動で具体的な目標を掲げるようにしています。」具体的な改善策を述べている例文のように、自分なりの工夫を伝えてください。

逆質問

(NG回答)

「特にありません」と答える

せっかく質問の時間を設けてもらったのに「特にありません」と答えるのは、企業に対して興味が
ないように見えます。何も聞かないのは避け、業界・企業研究を通じて感じた疑問を
質問してみましょう。

ただ、本当に疑問や不安がすべて払拭されているのであれば、その旨を伝えましょう

HPに掲載されていることを質問する

企業理念や従業員数など、調べればすぐにわかる情報を聞くのはNGです。深い企業研究をしていないと自ら証明することになってしまいます。

「はい」「いいえ」で終わる質問をする

「仕事は楽しいですか?」など、相手がYES or NOで答えられるような質問は話が膨らみません。
「この仕事のどういった点に楽しさを感じますか?」のように、オープンクエスチョンで相手の話が膨らみやすい質問を心がけましょう。

逆質問例)
・「御社で活躍するには、どのような心構えが必要ですか?」
・「御社で結果を出している社員の共通点があれば教えてください」
・「〇〇様が新入社員だったときに、苦労したことはありますか?」
・「どんな場面でこの仕事にやりがいを感じますか?」
・「新入社員に求められる知識やスキルを教えてください」

最後に

ここまで解説した通り、一次面接は学生の雰囲気や印象、コミュニケーション能力の部分が比較的見られやすい選考です。聞かれた質問には的確に答えられるように準備しておいてください。この評価基準に特化した対策をすることで、一次面接の突破率は格段に上がります。

今回解説した対策を実践して、自信を持って一次面接に臨んでくださいね。

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株式会社 風土テック 代表取締役 柴田 亮太

大学卒業後、株式会社ソリューション(組織変革コンサル会社)入社。
最年少拠点長として福岡拠点の立ち上げを経験し社内の全コンサルタント対象のMVPを3年連続受賞。
その後独立し株式会社風土テックを設立。
これまでに都心の大手企業から離島の企業まで幅広く約1000社を超える企業の経営・採用コンサルを担当。
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