はじめに:インターンシップとは
みなさまは「インターンシップ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?略称として「インターン」と呼ばれることもあります。
インターンシップとは、「学生が自己の適正を把握する、あるいは仕事の内容を理解するために、在学中に一定期間に企業内で就業体験を行うこと」を意味します。
会社説明会やOB・OG訪問などで話を聞く場合よりも、さらに現場の空気を肌で感じることができるため、業種や職種、企業による仕事内容の違いや働いている人たちの雰囲気、企業風土の違いを知ることができます。
「インターンシップ」と「アルバイト」の違い
インターンシップとアルバイトは、「働いて、対価(お給料)をもらう」という意味では似ていますが、そもそもまったく異なる概念です。
アルバイトは本業や学業のかたわら、収入を得るための仕事をすることです。
一方でインターンシップは、「学生が自己の適正を把握する、あるいは仕事の内容を理解するために、在学中に一定期間に企業内で就業体験を行うこと」を意味します。また、雇う企業側が新卒採用を意識してインターン採用している場合もあります。
このため、インターンシップでは、普段学生が接する機会のない幅広い業種や職種でも募集しています。
企業が大切にしている理念、仕事内容、やりがいなどを知ってもらうためにプログラムが工夫されていて、業界研究や職種研究に役立てることができるのです。
インターンシップに参加する意味・目的
就活を終えた今、先輩たちは振り返ってみてインターンシップに参加することをどう思っているのでしょうか。
インターンシップに参加する意味はあったか?
インターンシップに参加した先輩たちに、「参加する意味はあったかどうか」聞いてみました。
※リクナビ調べ
9割以上の学生が「はい」と回答しています。
インターンシップに参加した目的は?
また、インターンシップに参加した目的は、どんなのものがあるのでしょうか?
インターンシップの参加目的
※リクナビ調べ
業界・企業・職種理解を深めるため・・・77.6%
就活の予行練習のため・・・51.6%
自己分析を深めるため・・・37.2%
といった、「業界や企業・自己分析の理解度や就活対策を深めるため」といった理由が上位を占めています。
インターンシップ参加「4つ」のメリット
次に、実際にインターンシップに参加することで、どんなメリットがあるのでしょうか?
①入社してからの仕事のイメージがつきやすい
インターンシップでは実際の職場で職業体験をすることも多く、実務を見る・先輩社員の話を聞くなどからどのような会社かを理解しやすいです。
実際に「インターンシップに参加した企業で働きたいと思ったか」※という質問では83.6%の学生が「その企業で働きたいと思った」と回答しています。※マイナビ調べ
また、その企業で働きたいと思った理由として「社風が自分に合っているから」、「やりたいことができるから」が挙げられています。
逆に働きたいと思わなかった理由としては「その会社に入社して働くイメージができなかったから」、「自分の個性や特性が活かせない業務だと感じたから」が挙げられており、インターシップに参加することで入社後のミスマッチを防ぐこともできます。
②業界・職種研究になる
インターンシップは業界や職種研究をするのに効率的な方法の1つです。企業の説明会でも情報を得ることはできますが、エントリーが始まる前のインターンシップに参加することで、事前に希望する業界や職種を絞ることができ、効率的に就活を行うことができます。
また、複数の短期インターンに参加し、業界を絞ったうえで長期インターンに参加することも効果的です。自分に足りないスキルに気がついたり、やりたいことが見つかったりと自己分析を深める機会につながりやすいことが挙げられます。
③将来進むべき道が開けるきっかけになる
学校やアルバイトとは違う社会に飛び込んでみることで、学生生活の過ごし方を考えたり、将来の進む道を模索したりするきっかけにもなります。
④志望動機の裏付けになる
インターンシップを通して体験したことや感じたことを志望動機を作成する参考にすることで、志望理由がより具体的になり、参加企業や同じ業界・職種の企業の選考を受ける場合に役立ちます。
インターンシップの参加時期と期間
それでは、インターンシップはどのくらいの時期に参加するものなのか?参加期間はどの位なるのか?について、解説していきます。
■インターンシップの参加時期
※リクナビ調べ
学校が夏休みにあたる8月がピークとなっており、次いで7月・9月、その次に10月・11月・12月の秋頃に参加する方が多い傾向にあります。
■インターンシップの参加期間
※リクナビ調べ
1日が71.3%と最も多く、その次に半日(50.7%)、2日(29.3%)となっています。
その他、学生の適性や汎用的能力を重視する汎用的能力活用型インターンシップ期間は5日間以上、専門性を重視した専門活用型インターンシップ期間は2週間以上となっている傾向です。
インターンシップ先の探し方
以下の軸から選択するのがお勧めです!
①興味のある業界や企業が決まっているなら、「業界・企業」で選ぶ ②興味のある業界や企業が決まっていないなら、「実施期間」で選ぶ ③経験してみたい業務がある場合は、「プログラム内容」から探す ④「自分に興味をもってくれている企業」から探す
インターンシップの参加マナー
インターンシップに参加するときは、受け入れてくれる企業への感謝の気持ちとマナーを持って参加しましょう。
実は、インターンシップに参加する学生のマナーが「気になる」と回答した人事担当者は全体の約8割に上っています。
具体的に気になったマナーについて質問したところ、「言葉遣い」、「あいさつ」、「服装」という回答が多く見られました。
正しい敬語や相手の目を見て行うあいさつ、清潔感のある身だしなみなどを普段から心がけておきたいものです。
その他、「個人で所有しているスマートフォンなどはOFFにするよう事前にも当日にも伝えているにもかかわらず、鳴らしたり、操作をしたりしている者が身受けられる事が気になった」「インターンシップは、遊びではなく、選ばれて実施するものなので、真剣に対応してほしい」などといった声もありました。
インターンシップの髪型や服装
インターンシップに参加する際の服装や髪型について気になる方も少なくないでしょう。
特に指示が無い場合は、スーツが無難と言われていますが、あえて私服での参加を前提としている企業などもあるので、そうした場合は指示に従いましょう。
なお、業界や企業によっても服装や髪型に対する決まりは異なります。参加前に企業ホームページなどで先輩社員の服装を確認する方法もありますし、どうしても気になる場合は、窓口を担当している人事担当者などに問い合わせてみても良いでしょう。
ただ必要最低限、以下はチェックポイントです。
①清潔感がある着こなしをする ②長い髪は束ねる、髭は剃る、爪を整える ③眼鏡・時計はビジネスにふさわしいもの身に着ける ④姿勢よくきびきびと動く
インターンシップに参加前に準備すべきこと
①手ぶらでは臨まない! あらかじめ目標を決めてから臨む
目標をもって取り組む方が得られる成長も大きいですし、モチベーションもアップします!
【目標例】
・積極的に発言をする
・誰よりも早く来て準備をする
・分からないことがあればその日中に解決する
②毎日の記録が未来で活きる! 振り返り用のメモを用意する
インターン中に褒められたことや壁に感じたこと、それをどう乗り越えたのかなどを書き込んでおけば、志望動機や自己PR作成の材料としても役立てることができます。
社員の方からのアドバイス、大変だったこと、気づいたことなど印象に残ったことはすべて書き込んでいきましょう。
インターンシップの全体の流れ
インターンシップの主な流れは以下の①〜⑤となります。
事前準備〜当日も大切ですが、参加後に企業へお礼連絡をすることも社会人として当たり前のマナーのひとつです。マナーは自分で経験してこそ身に付くもの。しっかり心得た上で、参加しましょう!
①エントリー
まずは、気になるインターンシップにエントリーします。
②選考対策
インターンシップは誰でも参加できるものではありません。事前に面談や書類選考が実施される企業もあるため、選考が必要な企業の場合は事前に企業調べをするなど対策が必要となります。
③事前準備:目標決め・当日の案内の見直し
参加はあくまでも自分のためです。意味のあるインターンシップにするためにも、事前に目標を決めておきましょう!
また、企業からの参加時の案内や注意事項を事前に確認し、ミスや遅刻等が発生しないようにしっかり備えておきましょう。
④当日:インターンシップに参加
企業に対して失礼にならないよう、当日のマナーも確認しておきましょう。特に、「言葉遣い」「あいさつ」「服装」に気を配りましょう。
⑤参加後:企業へお礼連絡
参加後には、企業に対してお礼連絡をするのがマナーです。その際、ご自身の感想や学び等を合わせて伝えるとより好印象に繋がります。
インターンシップ参加における「3つ」の注意点
1:たくさん参加しすぎない! 学業にもしっかり力を入れる
講義をさぼってインターンにたくさん参加するといったことは避けて、学業にもしっかり力を入れることを前提にインターンに参加するようにしてください。
2:企業の一員として参加することを意識! 学生気分で参加しない
その日の気分でサボったりするのは開催している企業にも失礼ですし、他のやる気を持って取り組んでいるインターン生にも迷惑をかけることになります。
インターンシップに参加する以上は企業の一員であると意識して、責任感を持って取り組むようにしてくださいね。
3: 違和感を感じたらすぐ相談! ブラックインターンシップに要注意
インターンの中には学生をただの労働力として扱ったり、高圧的な態度でインターンシップ生に接してきたりするような「ブラックインターン」が紛れていることもあります。
そういったものに出会ってしまったり、インターン中「理不尽だな」「おかしいな」と違和感を感じることがあれば1人で抱え込まずすぐに大学に相談しましょう。
おわりに:風土テックのインターンシップに参加してみませんか?
インターンシップに関して、ご理解いただけたでしょうか?
また、弊社でもインターンシップを開催・募集しております!
以下に弊社の事業内容・魅力、インターンシップの仕事内容・参加フローについて記載しておりますのでご興味ある方、ご連絡お待ちしております。
事業内容
弊社は、「人材事業」と「コンサル事業」の大きく2つの事業を展開しています。
人材事業では、現在就活をしている学生さんに合う求人提案とその他就活支援サービスをしてます。
コンサル事業では、企業の理念の策定などを経営者様と一緒に考えて経営戦略を練っております。
魅力
他の企業のインターンシップは、責任があまり問われないアシスタントの仕事や雑務などが用意されていることがほとんどです。
しかし、風土テックではどんな学生もスキルや技術をいち早く身につけていただくため、どんどん責任ややりがいのある仕事を行っていただきたく思っております。
この経験は必ず、就活の面接や履歴書をはじめ、新卒のスタートダッシュにも役に立ちます。
【主な条件】
・在宅OK(地方在中の方も可能)
・週2日~(長期希望の方のみ)
インターンシップの仕事内容
・人材事業
学生集客⇒コラム作成、オウンドメディアの運営
学生面談
・コンサル事業
コンサルサポート
※適性を見てどちらの事業配属かの判断をいたします(両方の場合もあり)
※時期によっては内容変更の可能性あり
参加フロー
ご興味を持っていただけた場合、まずはお気軽に、以下までご連絡ください!
080-1761-4817(代表:柴田)
お電話にてご連絡
→カジュアル面談日の設定※
→お互いの合意後インターンシップにご参加
※カジュアル面談にて、風土テックの企業説明〜今後任せていただく仕事内容、給与、勤務条件等のすり合わせを実施します!