「英語を話せるようになりたい」「武器を持ちたい」など考えている学生も多いのではないでしょうか？
記事では留学/ワーホリを経験をした筆者が日本で英語力を身につける方法をご紹介します。
就活における英語の必要性
企業のグローバル化が進むにつれ、社員に高い英語力を求められることがほとんどとなりました。
近年では、社内の公用語を英語に変える企業もあるほどです。
日常業務において、世界各国出身の同僚・顧客とのコミュニケーションは必要不可欠ですし、社内外での意識・能力向上のためにも、今後より一層高い語学力を求められることになるでしょう。
英語の使用比率は、日系企業よりも外資系企業の方が上回っているものの、グローバルな視点での就活を行うならば、日系・外資関係なく、文書作成・電話対応・日常会話・会議などの場面でそつなく業務をこなせる程度の英語力は必須です。
企業に求められる英語力
英語が採用条件になるケース
TOEICは700点以上の高いレベルを求められることが多く、確実な英語力が必要になります。
英語がプラス評価になるケース
英語力がプラス評価になる明確な基準はありません。
700点…基本的な英語力がある
600点…最低限の英語力がある
英語力があることで得られるメリット
英語力があると、それだけ受ける企業や職種の選択肢が広がります。入社後の好待遇も見込めるかもしれません。さらに、同じ企業を受けるほかの学生と差別化することもできます。つまり、就活において英語は強力な武器になるのです。
英語力を向上させるには
リーディングの勉強方法
リーディングは多くの英文を読むことで鍛えられるスキルです。洋書はレベルに応じた作品を選択すれば、初級者から上級者まで役立つ教材となります。
読むことに慣れていない初心者は、いきなり長編小説を読み始めるのではなく、ファッションやスポーツなど興味のある分野の雑誌やそのほか、児童書など子供向けに書かれた本から読み始めてみるのもお勧めです。
また、英字新聞で日本国内や海外で起きているニュースを読むことで、リーディングの力を高められるだけでなく、時事問題〜表現を身につけることもできます。
スピーキングの勉強方法
初級者・上級者に関わらず、スピーキングを鍛えるためには、英語学校に通ったり、オンライン英会話ができるサイトに登録したりして、実際に英語を「話す」機会を設けることが大切です。
また、上級者の場合は、インタビュー動画などを見ながらシャドーイングするのも効果的です。抑揚のつけ方、間のとり方などを学ぶことでより伝わりやすい英語を身につけることができます。
ライティングの勉強方法
ライティングを鍛える際には、初級者であれば英語で日記をつけることから始めてみましょう。そしてある程度英文が書けるようになったら、TwitterやFacebookといったSNSに日本語と英語で同じ内容の文章をアップし、その投稿を見たネイティブの反応から学ぶというのも効果的な方法です。
リスニングの勉強方法
リスニングは「聞くこと」であり、いわゆる英単語・英文を聞いて英語力を身につける勉強法を指します。ネイティブの人であれば特に、人それぞれ話し方が異なります。ビジネスシーンで発揮できるほどの英語力を身につけるためには、あらゆる人の話す英語を理解できる能力、いわゆるリスニング力を身につけなければなりません。
初級者の場合は、文字と音声が一緒になっているオーディオブックやポッドキャスト、さらにYouTubeなどの短い動画、大人でも楽しめる子ども向けの映画でまず学ぶことがおすすめです。
上級者の場合は、海外ラジオやTEDがおすすめです。TEDとは、世界各国の著名人によるさまざまなスピーチを開催・配信する米国の非営利団体で、公式ホームページからTEDコンテンツを無料で視聴することができます。興味のある分野の講演会を視聴すれば、より積極的に英語力を身につけられるでしょう。
まとめ
ビジネスで通用する英語力を身に着ければ、就活の選択肢が格段に広がります。上記の内容を踏まえて、英語力向上に励んでみてはいかがでしょうか？
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株式会社 風土テック 代表取締役 柴田 亮太
大学卒業後、株式会社ソリューション（組織変革コンサル会社）入社。
最年少拠点長として福岡拠点の立ち上げを経験し社内の全コンサルタント対象のMVPを3年連続受賞。
その後独立し株式会社風土テックを設立。
これまでに都心の大手企業から離島の企業まで幅広く約1000社を超える企業の経営・採用コンサルを担当。
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